大切な愛車のボディのキズ、へこみ、歪みなどを直すために板金塗装をご検討されている方もいらっしゃると思いますが、塗装を長持ちさせたりトラブルを防止したりするためにいくつかポイントがあります。
こちらでは板金塗装前後に抑えておきたい3つのポイントをご紹介いたします。
ポイント1.塗装前後のワックスは避ける
塗装の際に油分は大敵です。
塗装前にワックスをかけると油膜が塗装をはじき、塗装の持ちが悪くなったり塗装が浮いて見栄えが悪くなったりというトラブルを引き起こす可能性があります。
また、塗装後に塗装が完全に乾ききっていない状態でワックスをかけると油分が蓋の役割をして乾きが遅くなってしまいます。
板金塗装前後のワックスがけは避けていただくのが望ましいです。
ポイント2.洗車は1週間ほど避ける
塗装後、塗装が完全に硬化する前に洗車をすると、塗装面に影響を与えてボディに細かいキズがつく恐れがあるため1週間ほど避けていただくのが望ましいです。
もし汚れがどうしても目立って気になるという場合は、軽く水洗いをする程度に抑えるのがおすすめです。
ポイント3.磨き上げ・コーティングは1か月以上あける
塗装が完全に定着するまで1~2か月ほどかかります。
ボディにキズがついたり塗装面にムラが生じたりする恐れがあるため、磨き上げ・コーティングは最低でも1か月はあけていただくのが望ましいです。
しかし、ボディについてしまった汚れやフンはそのまま放置するとシミになってしまうため、すぐに優しく拭き取るのがおすすめです。